“こと”に出会う

日本一海洋プラスチックごみが流れ着く「対馬」へ現地視察

環境問題 #長崎 #対馬市
長崎県対馬市へ行ってきました!
【期間】2022年5月24日(火)〜5月25日(水)

 

 

長崎県の対馬は、日本一海洋プラスチックごみが漂着する地。

九州探検隊はまず現状を知るために現地の視察へ行き、自治体の方にお話を伺いながら海岸を歩きました。

 

 

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歩いてみると、他の言語で書かれた商品やかけらが多く見受けられました。

このお写真も、韓国語で書かれたペットボトルです。

 

 

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日本海の入り口付近に防波堤のように伸びる対馬の海岸には、黄海と東シナ海に接する中国と韓国、更には東南アジアや台湾から排出されたごみが多く漂着するという現状があり、年間約2〜3万㎥もの海洋ごみが漂着するそうです。

ボランティアの手によって1年間に回収・分類された約7000㎥のごみのうち、海洋プラスチックごみは約4800㎥にも上るといいます。(※2020年度対馬市データ)

 

 

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対馬市では島内で少しでもこの問題を解決しようと、発泡スチロールやプラスチックを粉砕して再利用するための施設を作りました。

しかし、それを使用して商品開発をおこなうのは地元企業だけでは限界がありました。

そこで、海洋プラスチックごみ問題をはじめとする地球規模の地域課題解決には企業との連携が必要不可欠とし、その出口として回収された海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用した「海洋プラ製買い物かご」や「油性ボールペン」、「インテリア雑貨」などを作る企業が現れました。

 

 

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みなさんも、日頃何気なく使用している買い物かご、ゴミを捨てる際にまとめているポリ袋など、意識しないと気づかない部分に少し目を向けて見てみてください。

そして九州探検隊も今後は情報発信だけでなく再利用方法などを考えながら共に活動できることを模索していきたいと思います。

 

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