“こと”に出会う

<第三回久留米絣大博覧会/九産大×かすり工房「藍の詩」冨久織物>

九州深発見 #福岡
■会期:2025年7月9日(水)~7月15日(火)
■時間:午前10時~午後6時 ※最終日は午後5時閉場
■場所:本館8階催場
■主催:久留米絣組合連合会
■協力:九州経済産業局、福岡県、久留米市、筑後市、八女市、広川町、大木町
■参加:坂田織物、丸亀絣織物、野村織物、森山絣工房 藍森山、藍染とみづま刺子、久留米かすり池田絣工房、儀右ヱ門 オカモト商店、藍暦 重松、山村織物、井上絣店、山村かすり工房、藍染絣工房 山村健、野村雅範絣工場、かすり工房「藍の詩」冨久織物、野口織物、下川織物、久保かすり織物、西原織物、うなぎの寝床 (順不同)

第三回久留米絣大博覧会

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福岡・九州を代表する伝統的工芸品「久留米絣」
久留米絣を“つくる人”、“伝える人”、“使う人” が一堂に会する「久留米絣大博覧会」は、
久留米絣に係わる織元や問屋(卸商) 19社が産地をあげて取り組む大型イベントです。

 

イベントに関する詳細はこちらからご確認ください♪

 


 

久留米絣×KSU観光学科

 

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久留米絣とKSU(九州産業大学)観光学科の連携プロジェクトは、本年で3年目を迎えます。

初年度はワークショップ運営のサポート、2年目は織元と問屋への取材・ブログ発信を行いました。

学生たちの目線での「気づき」、「発見」を感じてもらえると幸いです。

 

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かすり工房「藍の詩」冨久織物
産地でも珍しい「手織り」と「機械織り」の両方を生産する工房。 重要無形文化財久留米絣の
技術保持者会会員(保持者2名 伝承者2名)として活動しながら機械織りでの量産も手掛ける。

 

文化庁の重要無形文化財に選出されている久留米絣の織元。

重要無形文化財の技術を維持するためには、毎年技術試験を受ける必要があります。

その高い水準を保ち続けるため、技術者4名が一人一柄、二反ずつの制作ノルマを持ち、すべて手織りでの作業を行う。
こうした技術力と真摯な姿勢が評価され、国内外の高級ブランドから手織りによる特別注文を受けることも。文化財制作は、技術保存会とのデザイン選定から始まり、手くくりの工程や図案通りに織られているかといった制作過程まで厳しくチェックされます。
伝統の技術を継承しながらも、時代に求められるクオリティを追求し続ける、冨久織物の強みです。

 

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九州産業大学出身の大先輩!

冨久さんは、九州産業大学芸術学部デザイン学科テキスタイル専攻を卒業。
デザイン力に自信を持ち、ラフスケッチが届けばすぐに図面に起こし、クライアントとのやり取りを行う。実際に制作された作図を見せていただきましたが、データ化することで仕事の効率が大幅に向上しているとのことです。

 

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ものづくりという世界にいる以上、良いものを作っていくしかない。

最高品質であることは大前提。そのうえで、より多くの人の目に触れ、評価されるものを届けたい。若い世代にも手に取りやすい小物から絣に親しんでもらい、やがては文化財としての一着に辿り着いてほしい― ―。絣ファンを離さず、ものづくりを続けていくことこそが、自分たちの使命である。そんな想いを、冨久さんは語ってくれました。

 

かすり工房「藍の詩」冨久織物
福岡県八女郡広川町大字太田1236-1 TEL 0943-32-1048
営業時間 9:00~17:00 ※不定休
工房での商品販売、工房見学、体験可能 ※希望のお客様は事前にお問合せください。

 

 


 

第三回 久留米絣大博覧会」

会期|7月9日(水)~7月15日(火)

■時間|午前10時~午後6時 ※最終日は午後5時閉場

■場所|本館8階催場

 

ぜひこの機会にお越しくださいませ✨

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