“こと”に出会う

🌳自然という遺産(レガシー)を次世代へ🌎「自然共生サイト」認定事業者・田島山業を訪ねて🌳

環境問題 #福岡 #イベント
田島山業株式会社×九州探検隊
✨🎄 2025クリスマスツリーSTORY 🎄✨

2025年のツリーは、森を知る人々との交流から生まれました🌲🍃

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九州探検隊は、エルガーラ・パサージュ広場でクリスマスツリーを設置する際に、

自然の緑のオアシスを感じられる空間を表現したいという強い想いを抱いていました。

その想いを形にするために、鎌倉時代から森と共に暮らしてきた専門家集団である「田島山業株式会社」(大分県日田市)を訪問しました。

 

これまで九州探検隊では、2022年からクリスマスツリーを活用して環境問題への関心を喚起する活動を続けてきました。今回、田島山業株式会社にその取り組みを共有するとともに、2025年のクリスマスツリー製作における共創をお願いしました。

 

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▲鎌倉時代から続く長い歴史を持つ「田島山業株式会社」

 

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▲代表の田島信太郎氏

 

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▲ご子息の田島大輔氏

 

突然の申し出にもかかわらず、田島山業株式会社の皆様は快く私たちの提案を受け入れてくださり、これまで知らなかった自然や森の大切さについて多くのことを教えてくださいました。

 

意見交換を重ねる中で、田島代表の森への深い愛情だけでなく、先代への感謝、そして次世代を担うご子息への強い思いを感じることができました。その姿勢に私たちは深く感動し、クリスマスツリーの共創への思いをさらに強くすることとなりました。

 

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意見交換の後、私たちは森を案内していただきました。

その森にはさまざまな樹木や植物が共存し、降り注ぐ日差しとともに、多様な生物の生態系が広がっていることを肌で感じ取ることができました。これが豊かな環境であることは一目瞭然でした。

 

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田島代表は、「ずっと遠い未来の森を考え、保全に取り組んでいる。自分自身が見ることのできない300年後の森を想像しながら仕事をするのは、とてもロマンがある。」と語り、その目には先代から受け継いだ財産を守ろうとする強い覚悟が宿っていました。

 

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森を保全するためには木々の密度を調整する「間伐」の作業が必要不可欠です。間伐作業では木を適度に切り出すことで「間伐材」を生み出します。この間伐材を、クリスマスツリーの中心となる素材として利用することに意見が一致しました。

 

間伐材に新たな役割を与えることで、ツリー造成の中心素材として生きた価値を持たせ、未来を象徴するクリスマスツリーを組み立てる方針が生まれました。

 

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今回、「田島山業株式会社」のご協力を受け、福岡市天神のエルガーラ・パサージュ広場に、初めて間伐材を活用したクリスマスツリーが誕生しました。

自然豊かな山の環境を守るため、長年にわたり森を整えてきたフォレストオーナーたちとの共創を通じて、2025年のクリスマスツリーが完成したのです。

 

ぜひ、この特別なクリスマスツリーをご覧いただき、自然と人が織り成す美しさを感じてみてください。

私たちとともに、次世代へ自然という貴重な遺産(レガシー)をつないでいきましょう。

 

 

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※田島山業株式会社の管理する森は、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」=「自然共生サイト」として環境省に認定されています。

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▲「自然共生サイト」認定ロゴマーク

 

 

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