びびび!な伝統工芸の「うつわ」と特別な「スイーツ」のコラボカフェが登場!
パティスリールイ × 小石原焼・上野焼
【一例】パティスリールイ 吉村類 × 上鶴窯 和田祐一郎(小石原焼) コラボ
工芸の器で味わう、パティシエの極上スイーツの期間限定スペシャリティカフェ。
― 6名の工芸士が手がけた6枚の器。―
― 福岡を代表する「パティスリールイ」パティシエ吉村類氏が創る6種のスイーツ。―
7つの伝統工芸品をあしらった特別な空間で、まず器を選び、次にスイーツを選ぶ。
この体験を通じて、工芸品が「使われる」ことの豊かさを実感していただきます。
上野焼・小石原焼の器は、ただの「入れ物」ではなく、
スイーツの味わいを完成させるもう一つの素材です。
”パティスリールイ”パティシエ吉村類氏が創る6種のスイーツ
●秋を抱きしめた クルスタッド
税込1,540円
福岡県産の旬の素材(秋王・八女栗など)を薄いパイ生地に詰めて香ばしく焼き上げました。熱々のパイにミルクジェラートをのせ、くるみをあしらった一品です。温かいパイ生地にミルクジェラートが徐々に溶けていくことで、ザクザクとした食感とともに味わいが変化していく、秋の美味しさを存分に楽しめるスイーツです。
●タルト アラミニッツ 秋の収穫祭
税込1,210円
ごろごろ、ざくざく、ほろっと、じゅわ~。食感がたのしく一口一口、幸せが駆け抜ける。福岡県産の秋のフルーツを乗せて。ショーケースに入らないからこそ出会える、その瞬間を味わう贅沢タルト。
●アフォガード ティラミス 八女
税込880円
ココアをまとったビターなチョコレートに、八女茶のパウダー、ほろほろ食感のクッキー。エスプレッソをかければ美味しさの完成形に。
●秋をとじこめた モンブラン
税込1,540円
栗を茹で、苦味と香りの最高バランスを引き出した瞬間、泡に閉じ込めて…バリバリ食感のパイと、栗(八女栗)とみかん(北原早生)を掛け合わせたクリームを絞り出すと未知なる美味との遭遇へ誘います。
●秋のピュイダムール
税込880円
(限定20点)
パティスリー・ルイが誇る、旬を味わう極上の生菓子。キャラメリゼしたクリームの中は芳香なみかん(北原早生)。かぶりつきたくなる絶品スペシャリテ。
※これは本日の生菓子の一例です。
●福岡の秋の香る 牛タンのキッシュ
税込880円
赤ワインと福岡県産のみかん(北原早生)で煮込んだ牛肉を、じゃがいもと合わせ焼き上げたキッシュ。

パティスリールイ 吉村類
フランス修行を経たオーナーパティシエ・吉村類氏が営む人気店。料理人としての経験を活かし、素材を分解・再構築する独自の手法でケーキを創作。映画や音楽からインスピレーションを得た印象的な味わいが魅力です。定番から季節限定まで常に新しい挑戦を続け、一つ一つ表情の異なるケーキが並びます。
6名の工芸士が手がけた6枚の器
上段:小石原焼 左から上鶴窯、原彦窯、髙取焼宗家
下段:上野焼 左から渡窯、庚申窯、光修窯
遊び心を存分に発揮して、びびび!
①上鶴窯(和田祐一郎)
リム(縁)を大きくとったデザインで、料理の美しさを際立たせます。和の要素も入っているので、毎日の食卓にもしっくりと馴染みます。和でも洋でも、メインでもスイーツでも。使うあなたの自由な発想で楽しんでいただきたい一枚です。最初は少し難しいと感じるかもしれませんが、実はそこが面白いところ。思いきって心のままに使ってみるとテーブルの上にも空間にも素敵な世界が広がるはず。この器は、あなたの遊び心への“挑戦状”です。
料理とひとつになる瞬間に、びびび!
②原彦窯(梶原大祐)
重ねやすく、平たいのに、深みもある。これは、スイーツや料理とひとつになって完成する七寸皿です。定番で使いやすいシンプルな形に、オリジナルの釉薬やマットな質感で、温かみや新しさを込めました。手にしたときに感じる質感や手ざわりで「こんな小石原焼もあるんだ!」という新しい出会いになれますように…。あんな料理、こんなスイーツを盛りつけてみたい!という想像力から、どんどん“びびび!”が広がっていく一枚です。
絵画のような黄昏の表現に、びびび!
③髙取焼宗家(髙取七絵)
東峰村の暮れなずむ山々に覆われていく、空の境界線の美しさに魅了されています。里山が黄昏ていくほどにじんわりと移り変わり空と山が一体化する景色のにじみを、髙取焼本来の釉薬と新しい釉薬を掛け合わせたグラデーションで表現しました。色鮮やかなスイーツをのせると広がる、雄大でどこか懐かしくもある静かな世界をお楽しみください。実際に触れて、使って、伝統って意外と難しくないんだな。と体感してもらえたらうれしいです。
表と裏、昔と今。どちらも叶えて、びびび!
④渡窯(渡仁)
表と裏、両面を楽しめる特別なお皿です。フラットながら高さを持たせることで、和食の立体的な盛り付けも、洋食のフラットな美しい盛り付けも、どちらも叶えられる器です。釉薬は伝統の伊羅保釉を用い、蚊帳の古布模様を陶土に写し取ることで生まれる、ざらりとした手触り。使うほどになめらかに育ちます。これは、古き良き趣と現代の感性が調和する器です。時代を超えた“びびび!”に出会える、リバーシブルプレートです。
一発勝負の薄づくりの繊細さに、びびび!
⑤庚申窯(髙鶴裕太)
上野焼の伝統の薄づくりを強調した器。均一でシャープであるという、この器における正解を表現することに心を込めており、テーブルの上で存在感を放つフォルムの直線性と繊細な口作りを意識しています。ろくろの前で書道の一筆書きのようにつくる器なので、かなり集中して、気を張り詰めてつくっています。見た目の重厚感からは想像できない持ち心地と軽さ、質感を体感してみてください。意外な使い方をしてもらえるのが楽しみです。
「おもしろがる」という連鎖に、びびび!
⑥光修窯(熊谷光修)
日常で目にするあらゆるものからアイデアを得て、遊び心を大切におもしろがってつくっています。これは30年前に見た“ぺったんこのお盆”から着想を得て生まれた平皿で、布の網目柄を押しあてて模様に。茶器以外にもいろいろなものからイメージを広げ、時には二つ三つのアイデアを組み合わせてつくることも。自分がおもしろがって作ったものを、お客様にも「おもしろいね」「見たことないね」とおもしろがって楽しんでいただけたらうれしいです。
ふくおか伝統工芸 びびび!展カフェ
■会期|10月29日(水)~11月3日(月)
■時間|午前10時~午後6時 ※最終日は午後5時閉場(閉場30分前ラストオーダー)
■場所|大丸福岡天神店本館8階催場
ぜひこの機会にお越しくださいませ✨