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弥五郎どん祭り

弥五郎どん祭り

鹿児島 曽於市 文化

11月3日、この日は約900年の伝統を持つ県下三大祭の一つ、弥五郎どん祭りが行われる。弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男。25反もの梅染めの衣を身に纏い、ギョロリまなこに太い眉、大小2刀を腰に携えたその姿は勇ましい。一説には隼人族の首領、または300歳の長寿を誇り、六代の天皇に仕えた武内宿弥となどとも言われているが、その正体ははっきりしていない。しかし、穀物の豊作や地方守護の先導役として、昔からなくてはならない存在。夜中の1時、「弥五郎どんが起きっどー」のふれ太鼓で弥五郎どんが目覚める。そして朝6時ごろ、身支度をすっかりととのえた弥五郎どんが、岩川八幡神社の境内で網に引かれ、巨体がやおら身を起こす。 午後から行われる「浜下り」は必見。八幡神社の境内を出た弥五郎どんが、約3時間市街地を威風堂々練り歩く。 大勢の見物客が弥五郎どんを取り囲み、祭りは一気に最高潮に達する。

お問い合わせ 弥五郎どん祭り実行委員会
鹿児島県曽於市大隅町岩川5745
https://www.city.soo.kagoshima.jp/kankou_event/rekisibunnka/denntou/yagoroudon.html
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