九州深発見グルメ「西海」
雄大な五島灘と穏やかな大村湾に囲まれた里山がもたらす自然の恵みはまさに宝庫。
いまだ出会ったことのない美味に出会えるかも。
いまだ出会ったことのない美味に出会えるかも。
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【美味しい魚の一大拠点 大瀬戸町】
長崎県の西側に位置する西彼杵(にしそのぎ)半島。
五島灘をのぞみ、海に囲まれたこの半島は、なんといっても美味しい魚の宝庫。
アラカブ、クエ、ブリ、アワビ、イセエビなど、名前を挙げればきりがないほど。
そんな西彼杵(にしそのぎ)半島の中央に位置する大瀬戸町(おおせとちょう)は、漁業の一大拠点です。
【大瀬戸町漁業協同組合とは】
水揚げされる魚の9割近くが「釣りもの」で、その8割近くが活魚。
美味しくて鮮度の高い魚を、1年中出荷できることが大瀬戸町漁協の最大の強み。
夏は一本釣りのイサキ、たこつぼ漁によるマダコ、秋冬は延縄によるイトヨリ、タチウオ、クエ等など。
年中、さまざまな魚が水揚げされています。
【鍋の王様「クエ」】
「クエ食ったら他の魚食え(クエ)ん」と言われるほどの美味しい魚「クエ」。
九州では「アラ」と呼ばれることもあります。
その味は、白身の魚なのに強いうまみ。
熱を加えると身は適度に引き締まりホクホク、皮はプルプルしたゼラチン質に。
「鍋の王様」の異名を持つほど。
「天然クエ・切り身しゃぶしゃぶセット」は、天然クエの味を鍋としゃぶしゃぶ両方でお楽しみいただけます。
10月から漁が始まるので、11月から新物を順次発送いたします。
一味違う高級魚クエ鍋をご自宅でご堪能ください。
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【老舗洋菓子店の看板商品】
西海市西海町七ツ釜(ななつがま)に店を構える「お菓子のいわした」は、創業から100年以上の老舗洋菓子店。一躍有名店にしたのがこの「ズコット」。
神父様がかぶる帽子のようなお菓子の正体は、ふんわりしっとり焼き上げたチーズスフレです。
ふるさと納税において、累計1000個突破!
ふるさとチョイスの返礼品ランキングは西海市において堂々の1位、全国でもケーキ部門で8位にランクインするほどの人気ぶりだそうです。
【シュワっと消えてなくなる】
「ズコット」とは、ドーム状のイタリア・トスカーナ地方生まれの伝統菓子。
このお菓子の特徴は、しっとりふわふわ、口に含むとシュワっと消えてなくなる「軽さ」。
その作り方は、まさに職人技。
機械を使わずシェフ自身の手で、卵白に空気を含ませながら生地を練り上げます。
これこそ「しっとりふわふわ」の秘密なんです。
【美味しい地元産たまごを使っています】
卵は、西海市のブランド卵「まつもとたまご」を毎日産みたての状態で仕入れています。
配合飼料だけではなく、「緑茶」と「発酵飼料」を与えて、ストレスなく育った「まつもとたまご」は
九州だけでなく、全国に知られるほどに。
西海市の老舗洋菓子店の伝統と地元食材の出会った美味しさはここでしか味わえない美味しさです。
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【まじめに手間暇かけた「玄米酢」】
「水が良ければ必ずいい品ができる。」という教えを引き継ぎ、西彼杵半島を流れる雪浦川(ゆきのうらがわ)のもとで、昔ながらの製法で、お酢やみそを造り続けている「川添酢造(かわぞえすぞう)」。
創業明治33年。原料はなるべく地元産を使い、無駄な添加物は入れず、自然な製法にこだわり続けてきました。
真面目で体に良い「玄米酢」や「味噌」の味わいは、食に意識の高い消費者たちの間で話題となっています。
【基本となるのは美味しい水】
原料である水や環境には最大限の注意を払っています。
工場には、総計25トンの活性炭や備長炭を地中や壁に埋め込み、空気や水などの環境を整えています。
仕込みや洗米などに使用する水はすべて、備長炭が入った特殊なタンクに溜め、さらに良い水へと変えてから使用。
こうすることで、雪浦川上流の綺麗な水が、さらにクリアで豊かな水になるのです。
【じっくりかける時間と愛情】
川添酢造では、半年以上かけてお酢を造ります。
米から時間をかけてお酢を造る方法をとることでアミノ酸や有機酸がたっぷり。
玄米酢の原料は、滋賀県で無農薬、無化学肥料にこだわるお百姓、「アグリなかい」さんによる健康な玄米。
しかし美味しい理由は原料や製法だけではないそうです。
酢を熟成させる部屋では、夜になるとモーツァルトの曲が流れ、味噌を熟成させる樽(たる)には「おいしくなってね。ありがとう」と書かれた紙が貼られているそうです。
さらに、働く人の笑顔が味に影響するため、仕事中のケンカも禁止!
家族で支えあい、大切に守っている伝統的なものづくり。
この信念が、受け継がれているからこその、美味しさなのかも知れません。