福岡天神店

大丸福岡天神店

社員座談会

創業70周年を迎えて
「これまでも、これからも、この街から」

2023年6月に創業70周年を迎える博多大丸。
勤続7年目、17年目の社員4名が、
これまでの博多大丸の魅力やこれからについて、
部署、年代の垣根をこえて語ります。

TALK MEMBER

※所属部署・内容は取材時のものです。

今までの経歴と現在の業務を
教えてください

渡邊 亮一郎

渡邊

現在は、事業開発部で改装・ディベロッパー業務を担当しています。その前までは、紳士フロアを担当。商品担当・バイヤーをしていた時は、既存のアイテムに捉われず、様々なイベントやポップアップを誘致し、お客様に提案していました。
コロナ禍で、お客様のライフスタイルががらりと変わったことで、ビジネスアイテムの売り上げが落ち込み、それを主として提案する売場を担当する身としては非常に苦労しました。

中村

中村

入社後、婦人服のブランドに配属になり、3ブランドで販売を経験。店長を務めた婦人服のショップでは、毎月メーカー様の商品検討会に参加し、実際にお洋服がデザインされて店頭に並ぶまでの過程に関わることができて貴重な経験ができたと思っています。その後同フロアのサブマネジャーと、営業部のプロモーションスタッフを担当したのち、事業開発部で改装ディベロッパー担当を経て、現在は営業推進部 営業企画・店づくり担当をしています。

酒見

酒見

婦人服売場を経験し、その後産休に入りました。産休復帰後は、住文化用品(食器、キッチン、寝具、タオルなど)を担当。足掛け9年、カウンターリーダー、セクションリーダー、プロモーションスタッフなどを幅広い業務に携わり、現在は本館8階でサービス担当もしています。
レジ業務やギフト受注など、入社17年にして学び直すことが多く、さらに週代わりの催事やギフトの運営など、トラブルにつまずきながらも日々奮闘しています。

川﨑

川﨑

20代は、紳士、婦人雑貨、催事・集約、販促企画など、特に催事に携わることが多く、自ら企画、商品調達、社内調整、運営も行っていました。30代、40代になり、バイヤー、サブマネジャーやマネジャーとして自分だけでなく、メンバーをまとめていく立場になり、苦労したことも。最近は、改装案件が続いたこともあり、通常の売場運営とは違う難しさも感じました。

THEME 01

老舗百貨店として、長年地域の
皆様に愛されてきた理由は?

酒見

酒見

“百貨店だから”、という枠にとらわれない新しい発想を積極的に取り入れ、新商品・新企画や新しいサービスを生み出していく柔軟な発想とチャレンジ精神ではないでしょうか。
私は、従来の百貨店のイメージからは想像できないブランドや企画イベントを行い、今まで博多大丸にお越しいただけなかったお客様にもアプローチするものが必要だと感じています。最近の催事では、アプリゲームの催事を行ったところ、今まで博多大丸ではお見かけしなかったお客様に多く足を運んでいただくことができました。催事の内容もとても楽しく、つい従業員の私もワクワクしてしまいましたね。
コロナ禍で、お客様のライフスタイルががらりと変わったことで、ビジネスアイテムの売り上げが落ち込み、それを主として提案する売場を担当する身としては非常に苦労しました。

中村

中村

酒見さんと同じく、博多大丸の魅力は、他にはない珍しい取り組みが多いことだと思います。その一つが、開業65周年の記念事業として立ち上げた「九州探検隊プロジェクト」。九州のまだ知られていないヒト・モノ・コトを発掘する企画で、九州中に溢れている魅力を発信し、九州全体の活性化をめざしています。今までに九州内92の自治体とアンバサダー認定をいただき、魅力的な商品の開発やPRを行ってきました。他のどの商業施設にもない自慢できる取り組みですよね。

川﨑

川﨑

お客様の普段使いも多く、生鮮食品や婦人服の売場のご利用が高く、長く愛されているんだなと日々実感します。
また今後は、働く側も多様性のある人材が働いて、より多くのお客様に共感できる店を作っていかないと、逆に発展していく福岡市天神では難しいんじゃないかな。そういう取り組みを進めていかないと。

渡邊 亮一郎

渡邊

あとは、やっぱり、社員がいいからじゃないですか。今のお話を聞いていても、幅広い知識と経験値の高さを感じ、やっぱりすごいなと。ストレートに羨ましいですね。

川﨑

川﨑

ありがとう。そうだよね(笑)。渡邊くんは入社して7年だから、そのうちの3年間はコロナで大変だったろうし。そういった意味では、新しい視点でのいろいろ提案してくれる若手の存在は大切だし、期待しています!

酒見

酒見

私は他の会社も経験しているから、はっきりと感じるけど。他の会社だと、まだまだ育休がとりづらかったりもするから、働く環境もいいんじゃないかな。
特に百貨店は、女性が多く働いているから、女性がいきいきと子どもを抱えながらも働けるっていう環境はなかなかないと思うよ。それに、そういった子育てしても働けるということを発信していくことも重要な役割かな、と。

川﨑

川﨑

近年は、自然災害が起きた、起きる予報の時は、事前に臨時休館にするとか、社員の安全にもつながっていると思うよ。そういった働く環境が整っているから、良い社員が育つんじゃないかな? 自画自賛になってしまうかもしれないけど。

THEME 02

博多大丸はどんな変化・成長して
いくと思いますか?

川﨑

川﨑

天神の街は若者が多いため、趣味趣向の移り変わりは早く、その波に乗り遅れないようにしないといけないですね。多角的な情報に対して常にアンテナを張り、重要な情報を逃さないように企画や催事を行うことが重要だと考えています。移り変わりの速さは、コロナの影響でさらに加速しているように感じます。

渡邊

渡邊

移り変わりの速さは、本当に驚きますね。近年はECサイトの台頭により、お客様の購買の意識が変わったと思います。“目的地のみに行く”、“目的の物だけ買う”、というように、全体的にお客様の回遊性は低くなっているように感じます。どんなに多様な商品を揃えても、お客様に見てもらえないと意味がなくなってしまうため、バイヤーを経験した僕としては、最近、店舗づくりが気になっています。

酒見

酒見

そうですね。百貨店の良さは、ものを売るだけではないからね。買い物をしなくても店の中を回るだけでも楽しい、そういった良い面を伸ばせて行けたら、より良い店舗づくりにつながるんだろうね。

THEME 03

今後は、どんなところに
力を入れていきたいですか?

渡邊

渡邊

私の部署的には、これからはコンテンツの拡充にも力を入れていきたいです。従来の百貨店の顧客様はもちろんですがこれまで百貨店に親しみのなかったお客様にもご来店いただけるよう、新規ショップの誘致やイベント・サービスの提供をしていきたいです。

中村

中村

博多大丸を盛り上げるために新規ショップが増えることはすごくいいことだと思いますね。天神全体が変化していくなか、博多大丸もアップデートしていかないと。
特に天神は今、天神ビッグバンで街が大きく変貌しようとしています。博多大丸のある天神南も、さらに博多大丸がアップデートすることで天神全体を盛り上げていきたいです。
また、博多大丸はご高齢の方の憩いの場になっている側面もあるので、もっとたくさんの人が集まれる施設になったらいいなと。

川﨑

川﨑

博多大丸がもっと成長するためには、今まで以上に産学官の連携を密にして、博多大丸だけでなく九州各地が元気になるような取組みができればと考えています。
“博多大丸はどんな変化を?”としては中村さんと同じく、天神ビッグバンですかね。福岡市は30、40代の流入率が高く、これから家庭を築いたり、人生を築いていったりする人の人生を予想し、さらにコロナとかの外的要因も考慮しつつ、それに乗り遅れることなく、生活様式の変化や価値観の変化など、街と一緒に、その一部として機能するようにならないといけないと考えています。

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おかげさまで創業70周年

DAIMARU FUKUOKA TENJIN
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