輝く未来への
循環
2023年のクリスマスは、廃棄プラスチックや海洋プラスチックのアップサイクルに取組むことでより多くのコミュケーションと循環を生み出す活動を行います。
「循環」のアイコンとなるのは、廃プラや海洋プラごみを使用した“フラワーポット”。
フラワーポットはイベントを通してたくさんの人の手に渡り、手にした人々の周りで新たなコミュニケーションが生まれます。
廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化するサーキュラーエコノミーについて体感することができる活動を目指します。
クリスマスツリー点灯式~未来へ繋げる誰かと繋がる~
SPECIAL STAGE
11/11(土)午後1時START
大丸福岡天神店
エルガーラ・パサージュ広場
ツリー点灯式
11/11(土)午後6時〜
MC 中島浩二
2023
CIRCULATION
TREE
-
対馬の海岸に代表されるように、日本各地の海岸に漂着し続ける海ごみは、深刻な環境問題です。
海ごみの大半を占めるプラスチックごみは、世界中で大きな問題となっています。対馬の海を見守り続けるウミテラシの海岸にもたくさんのプラスチックごみが漂着していました。 -
しかし、そんなウミテラシのまわりには、多くの変化の光が生まれ始めました。
世界中の漂着プラスチックごみや廃プラスチックは大切に回収され、たくさんの利用価値の高いものへと生まれ変わります。そんな人々の様子を、ウミテラシは変化の光として感じ取り、とても美しく輝く尊い光と大切に思うのでした。 -
廃プラスチックはフラワーポットとして生まれ変わり、植物を育みます。植物は人との共存で癒しを与えてくれ、豊かな生活を提供してくれます。ウミテラシの住む植物の豊かな山は海を育み、海は私たちの恵みの海へと繋がっていくのです。
すべてが繋がり幸せの循環の中に、私たちの美しく輝く未来が続いていきます。
2022 TREE
-
昨年2022年のクリスマスツリーは、日本一海洋ごみが流れ着くといわれる長崎県対馬市と連携し、対馬に自生する「ヒトツバタゴ」(別名:ウミテラシ)の白い花をイメージした白いオーナメントのツリーを展開しました。オーナメントやツリーの装飾には、実際に対馬に流れついた海洋ごみを用い、海洋プラスチックごみ問題をはじめとした対馬市の現状を伝え、魅力溢れる対馬の自然を守るための行動変容の場となることを目指しました。オーナメントは本物のウミテラシのように白く幻想的に輝き、来場された方々とともに、美しい海の未来を想うことができるような空間となりました。
-
2023年大丸の
クリスマス
ツリーORNAMENT
昨年のWhite Bless Christmasのオーナメントを再利用。対馬市に流れ着いた白い海ごみ(主に発泡スチロール)をアップサイクルして作ったものです。
-
BASE
メインツリーとサブツリーの土台部分はペットボトルキャップや、工場で廃棄される残渣(ざんさ)をアップサイクルしたパネルを使用して装飾しています。
白い雪をイメージし、白のペットボトルキャップでパネルに模様を入れています。 -
PHOTO SPOT
メインツリーの前方には、「フラワーポット」のフォトスポットが登場。様々な地域で廃棄プラスチックや海洋プラごみから生まれたフラワーポットが、テーマである「Circulation(循環)」をイメージした大きな円を描きます。
クリスマス
“フラワー
ポット”
プロジェクト
「循環」のアイコンとなる“フラワーポット”は、国内8団体、海外3団体との共創プロジェクトで生まれました。より多くの方々へ伝える活動として、各地域で活動するプレシャスプラスチックの団体との共創を目指し、2023年8月に日本各地のメンバーと共にプロジェクトを立ち上げました。各地域の廃棄プラスチックや海洋プラごみは、プレシャスプラスチックの活動によってフラワーポットとして生まれ変わり、植物を育みます。
フラワーポットのクリスマスプレゼント
活動をより多くの方々に伝えるため、プロジェクトで生まれたフラワーポットはクリスマスプレゼントとしてお渡しいたします。各地から集まったフラワーポットは、新たな場所で新しい命を育み、私たちの生活に彩りを添えてくれるはずです。想いを込めた活動に、ぜひご参加いだければと思っています。
日にち:2023年12月23日(土)・12月24日(日) 時間:午前11時~午後4時 場所:エルガーラ・パサージュ広場 限定数:各日先着100名様 条件:「プレシャスプラスチック九州」のインスタグラムアカウントをフォロー、その場で簡単なクイズに参加いただくとプレゼント!
プレシャス
プラスチックとは?
プラスチックゴミ問題に、個人、地域レベルでが関われるのが、「Precious Plastic(プレシャスプラスチック)」というプロジェクトです。プラスチック廃棄物をリサイクルし、新たな命を吹き込むため作られたオンラインのオープンソースコミュニティで、世界中で様々な国の人々が地域レベル・個人レベルで活動をしており、地域で排出されたプラスチックを地域内で価値ある資源に変えていく活動を行っています。 詳しくはコチラ>>
㈱博多大丸九州探検隊は、2023年4月、Precious Plastic Kyushu(プレシャスプラスチック九州)を立ち上げました。九州各地のビーチクリーン活動や、プレシャスプラスチックのワークショップを通して、九州・日本の海を守る活動を推進していくことを目指しています。
詳しくはコチラ>>
〈活動の一例〉
九州探検隊は長崎県対馬市と、対馬の海ごみをアート作品にアップサイクルする「海ごみアートプロジェクト」を行いました。詳しくはコチラ>>
協働したプレシャス
プラスチックの団体紹介
-
Precious Plastic Karatsu/唐津Farm&Food
”プラスチックをリサイクルして唐津の海を綺麗にしよう”をテーマに地域で出たプラスチックゴミを地域の中でクリエイティブに再生し、新しい循環型社会を目指すプロジェクトです。オープンソースで世界中のコミュニティと協働しながら進めていきます。
-
Precious plastic HIROSHIMA
リサイクルを体験して楽しさを感じる事を大切に、2019年から広島県東広島市で活動しています。ワークショップ、機材貸し出し、マシン作製サポートに対応しています。
-
Precious Plastic Nagoya
名古屋城の隣のアパート内で、プラスチックリサイクルの小さな工場として取り組んでいます。下駄・キーホルダー・アート作品などを作っており、活動を拡げるために、現在、様々なワークショップを準備しています。
-
Precious Plastic Fukui/ものづくり工房トンカンテラス
福井県唯一のファブラボ「トンカンテラス」を拠点に、海ごみと廃棄プラスチック問題に取り組み、アップサイクル、商品開発、機械製造、観光プログラム、イベント企画を通じて地域住民と連携。環境保護を推進し、コミュニティの協力と結束を高め、意識向上を促進。持続可能な未来に向けた一歩を踏み出し、地域経済に貢献しています。
-
Precious Plastic Okinoerabu Island/おきのえらぶ島観光協会
私たちは、鹿児島県奄美群島の1つである自然豊かな沖永良部島の魅力を発信する観光団体です。観光客の皆さんに島の海を守るための取り組みとつながっていただきたいなと思い、プラごみをアップサイクルして再生雑貨をつくる体験を提供しています。
-
Thailand PRECIOUS PLASTIC/BOPE
タイのチェンマイで生まれたブランド「Bope」。販売する雑貨の素材は 再生プラスチック100%。「Bope」は、世界中の人たちに再生プラスチックのワークショップも開催。学校や環境団体との協力も進めています。 その理念は「Bope Japan」も同様です。日本での「Bope」雑貨の輸入販売やワークショップ開催を通じて、プラスチックゴミ問題について考えるきっかけ作りをしたいと考えています。
-
Shipback/オカピのプラスチック工房
鹿児島県日置市で集めたプラごみから日用品を製作しています。サキガケ日置市(移)民(日置市地域おこし協力隊)としてプラスチックやプラごみ問題に関するワークショップ等も行っています。
-
合同会社Reprise
鹿児島県霧島市のデザイン会社。鹿児島県内の各所からペットボトルキャップなどの廃プラスチックを回収し、再生プラスチック製品の製作/販売を行っています。廃棄(=焼却)してしまうプラスチックの循環経路を見つめ直し、適切に再利用することで、プラスチックとの今後の向き合い方を提案する製品の製造販売を行っております。
-
Precious Plastic KYUSHU/株式会社博多大丸 九州探検隊
九州各地のビーチクリーン活動や、プレシャスプラスチックのワークショップを通して、九州・日本の海を守る活動を推進していくことを目指しています。
-
Wedoo
Wedooはバリを拠点とする循環型経済の機械メーカーであり、廃棄物を持続的に管理する最先端のソリューションを提供することで、環境にプラスの影響を与えることを約束するコンサルタント会社です。私たちの使命は、廃棄物を価値ある資源に効率的に変換することで、地域社会、NGO、企業に力を与え、地域の循環型経済を創造することです。プラスチック廃棄物の削減に重点を置き、より環境に優しく持続可能な未来を築くことに情熱を注いでいます。
-
Precious Plastic FRANCE
プレシャス・プラスティック・フランスは、プレシャス・プラスティック運動によるプラスチック汚染の削減に取り組むフランスの活動家のエコシステムを連合し、支援しています。 私たちの活動は様々な活動に分かれています: ・トレーニング、啓蒙、普及 ・機械の製造と仕様 ・リサイクルワークショップ ・リサイクルプラスチック製品の開発
九州探検隊とは
2018年6月に、博多大丸創業65周年を機に発足した九州応援プロジェクト。福岡・天神の大丸から、九州の魅力あるヒト・モノ・コトの情報発信を行ってます。現在、九州・沖縄の自治体119の内、92⇒114の自治体とアンバサダー認定をかわし、物産や観光から環境問題まで、幅広く情報交換を行いながら、1つ1つのプロジェクトを通して地域と深く関わり、よりよい未来のため、地域の活性化のため、日々活動をしてます。
主催
株式会社 博多大丸
協力
対馬市