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クリスマスツリー点灯式セレモニーを行いました!

環境問題 #長崎 #対馬市 #イベント
対馬市と九州探検隊が連携して取り組んだ、エルガーラ・パサージュ広場の「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」ツリーが点灯しました!会場や、点灯式イベントの様子をご紹介いたします。

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11月12日(土)、いよいよクリスマスツリーに明かりが灯りました!!

 

 

今年のツリーのテーマは、

「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」

 

日本一海洋プラスチックごみが流れ着く、長崎県対馬市と連携。

 

海洋プラスチックごみ問題をはじめとした対馬市の現状を伝えるとともに、対馬の自然や産品について伝え、魅力溢れる対馬の自然を守るための行動変容の場となることを目指しています。

 

 

 

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「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」ツリー

 

 

▼オーナメント▼

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ツリーで輝くオーナメントは、対馬市に流れ着いた白い海ごみ(主に発砲スチロール)をアップサイクルして作ったもの。

 

対馬に自生する「ヒトツバタゴ」(別名:ウミテラシ)の白い花をイメージしています。

 

 

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「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」は、対馬の海と共に共存し続けてきた冬に花咲くの幻のウミテラシをコンセプトにしています。

 

幻のウミテラシは海ごみ問題を案じ、本来の美しい対馬の海を夢見て、真冬に白く美しい花を咲かせ輝きます。まるで船を見守り導く白い灯台の様に、海ごみ問題解決の道しるべとなりより一層白く輝き続けます。

 

 

 

▼ウミテラシの花▼

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▼点灯したツリー▼

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白いオーナメントが光を反射して、本当にウミテラシの花のようです。

 

 

 

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九州産業大学造形短期大学部

「対馬SDGsミライテラシプロジェクト」

 

 

▼制作したサンドアートと展示物▼

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今回の制作に携わった学生は、実際に対馬を訪ね、本体なら美しいであろう対馬の海が海洋ごみで溢れている現状を目の当たりにしました。

 

対馬だけの問題ではなく、私たち全てのミライの問題だと実感し、対馬に流れ着いた海洋ごみの素材を用いて本来の美しい対馬を描き、多くの人が少しでも問題意識や改善意識を持ってもらえるように…と願いを込めて制作しています。

 

 

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破砕した海洋プラスチックで造られたサンドアートは、青は海水、白は波、オレンジ・グレーは岩礁、黄色は浜、緑・深緑は山を表現。

 

また、アクリルに貼っている丸いシールは、金色が星、白色が海てらし、水色が海にてらされた海てらしを現しています。

 

鑑賞する時間帯や角度によって、また、見る人の感性によって、様々な印象を受ける作品です。

ぜひ何度でも足をお運びいただければと思います。

 

 

 

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点灯式特別イベント

学生や実務者によるトークイベント

 

 

▼「大学生と考える未来のサステナブルツリー」▼

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「対馬SDGsミライテラシプロジェクト」のメンバーによるツリー装飾についての紹介をはじめ、九州福岡を中心に海洋プラごみ問題に対する活動を行う大学生や、対馬ゆかりの学生たちによるトークセッションを行いました。

 

 

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▼唐津南高校 虹ノ松原プロジェクト 「永遠につなげる海と松原」▼

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プレシャスプラスチックの活動を通して、Precious Plastics Karatsuと連携。

 

「虹の松原」を後世に繋ぐため保全活動や啓発活動、虹の松原の有効資源を活かした商品開発などを行っている唐津南高校、虹の松原プロジェクトチームによる研究発表会を行いました。

 

 

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▼「White bless Christmasの楽しみ方~ツリーの彼方にある海の現実と未来~」▼

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対馬の現状について、海ごみ問題について、また魅力溢れる対馬の自然について、対馬の第一線で活躍する方々よりお伝えすると同時に、White bless Christmas ツリーの見所や楽しみ方をご紹介しました。

 

 

 

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対馬の海洋プラごみを活用したワークショップ

リサイクルクリスマスオーナメント作り

 

 

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九州探検隊は、対馬で実際に回収され、色別に粉砕された海洋プラスチックごみを活用した「クリスマスオーナメント作り」ワークショップを開催しました。

 

▼海洋プラスチックごみを粉砕したチップ▼

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対馬に流れ着いた海洋プラスチックごみは、島内で色別に分けてこのようなチップ状に加工されていますが、加工後のチップは一部の活用に留まっているとのこと。

 

 

Precious Plastic のマシーンを使い、プラスチックのアップサイクルが体験できるワークショップを開催することで、海洋プラごみが新たな価値のあるものに生まれ変わる過程を学ぶことができます。

 

会場でも多くの方に興味を持っていただき、体験していただきました!

 

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九州探検隊のワークショップと同時に、Precious Plastic の活動を通じて連携した「Precious Plastic唐津」もペットボトルキャップを活用した手裏剣作りワークショップを開催しました。

 

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子どもたちが楽しそうに体験している様子が印象的でした!

 

 

私たちが便利に使っているプラスチックについて考えたり、使い終わったプラスチックの行方について改めて考えることで、プラスチックの廃棄を減らすこと、一人ひとりの行動が変わるきっかけになれば…と思い活動を続けて行きたいと思います。

 

 

 

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▼点灯式イベントに携わった学生、対馬市、博多大丸の3者によって点灯したツリー▼

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対馬市 × 博多大丸

SDGs推進に関する包括連携協定 調印式

 

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対馬市と株式会社博多大丸は、White Bless Christmasツリーのプロジェクトを機に、SDGs推進に関する包括連携協定を締結しました。

 

両者が有する資源、ノウハウを有効に活用した包括的な連携により、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の達成に向けた取り組みをより一層推進して参ります。

 

 

 

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「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」を多くの方々に楽しんでいただき、クリスマスツリーの下で美しい海の未来を、来場される皆さまと共に想うことができたらと願っています。

 

 

 

 

「White Bless Christmas ~冬のウミテラシが願うクリスマス~」

 

■会期  :2022年11月12日(土)~12月25日(日)

■点灯時間:午前9時30分~午後11時 ※最終日は午後9時まで

 

 

 

 

 

 

 

 

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