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2025年11月11日(火)

12/3(水)~9(火)『~光の芸術~ ガレ&ドーム ガラスの美展』

12/3(水)~9(火)『~光の芸術~ ガレ&ドーム ガラスの美展』

 

12月3日(水)~9日(火)

※最終日は午後4時閉場

 

東館エルガーラ5階

 

 

~光の芸術~

ガレ&ドーム ガラスの美展

 

 

 

 

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ガレ

『紫陽花文ランプ』

(20.0×21.0×21.0㎝)

1918~1931年頃 

 

 

 

 

 

19世紀末から20世紀初頭にかけヨーロッパで広まったアール・ヌーヴォー。

この時代を代表するガラス工芸家として活躍したガレとドーム。

この二大巨匠は1900年のパリ万国博覧会でグランプリを分け合い、芸術家としての頂点に立ちました。

今展では、初期の作品からミュージアムピースまで約50点を展覧いたします。

植物や昆虫など自然をテーマにした繊細で美しいデザインと、革新的な技術が融合した作品の数々をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示予定作品の一部をご紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ガレ

『運命の女神文花器』

(16.2×22.0×22.0㎝)

1884年頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ガレ  

『芥子文ウランガラス花器』

(34.2×11.8×11.8cm)

1895年頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドーム

   『芥子文脚付花器』

(11.7×24.0×23.5㎝)

1910年頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドーム

『スグリ文花器』

(31.2×10.3×10.3㎝)

1900年頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エミール・ガレとドーム兄弟について・・・

 

 

 

 

 

エミール・ガレ

 

エミール・ガレ(1846-1904)は、1846年フランスのナンシーでガラス器・陶磁器卸売業者の長男として生まれました。

1877年に父の会社を引き継ぎ、本格的な芸術作品の制作に乗り出します。

ガレは、ガラスという素材の芸術性を高めるため、「月光色ガラス」の発表を始め、ガラス象嵌「マルケットリー」や新しい発色法の「サリシュール」、さらに真似のできないガラス彫刻「グラヴュール」など、数多くの革新的な技法を開発・駆使しました。

1889年と1900年のパリ万国博覧会でグランプリを受賞し、世界的な名声を得ます。

特に1900年の万博においては、工房の協力職人も数々の賞を受賞し、芸術作品としてのガラス工芸の地位を確立しました。

彼はまた、芸術性の高い(手作りによる)ガラス作品の量産を可能にする「産業芸術」という新たな分野を開拓しました。

ガレは、文学、哲学、鉱物学、生物学などに造詣が深く、特に植物への深い興味は、ナンシー市の園芸協会副会長を務めたことからも分かります。

彼の作品は、植物、昆虫、深海、文学などをテーマとし、広い知見とジャポニスムなどの影響に基づいています。

多くの名作を残しましたが、1904年に白血病のため亡くなりました。

彼の没後も、会社は親族と高度な技術を持つ職人たちにより1931年まで作品制作を続けました。

ガレの作品は、オルセー美術館(フランス)、メトロポリタン美術館(アメリカ)、エルミタージュ美術館(ロシア)、北澤美術館(日本)など、世界各国の主要美術館に所蔵されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーム兄弟

 

兄オーギュスト(1853-1909)と弟アントナン(1864-1930)は、ナンシーで父ジャン・ドームが経営するガラス工場に入り、当初は日用的なガラス製品を製造していました。

しかし、1889年のパリ万博におけるエミール・ガレの成功に触発され、彼らは格調高い美術ガラス作品の制作に転じます。

アール・ヌーヴォー様式の優美な作品を多数生み出し、ガレと共にガラス芸術史における二大巨匠の地位を確立しました。

兄弟は芸術表現を追求するため、「アンテルカレール」(内部装飾)や「ヴィトリフィカシオン」(色ガラスの粉末をまぶしつける技法)などの独自の装飾技法を開発し、ガラス工芸の可能性を飛躍的に高めました。

1893年のシカゴ万博への出品、1900年のパリ万博でのグランプリ受賞など、国際的な評価を獲得。

パート・ド・ベール作家のアマルリック・ワルターをはじめ、多くの芸術家を迎え入れ、質の高い美術ガラスを制作しました。

また、家具作家ルイ・マジョレルや金工作家エドガー・ブラントらとの共同制作も積極的に行い、ガラス以外の素材との融合にも取り組みました。

彼らの作品は、フランスのオルセー美術館やナンシー市立美術館、日本の北澤美術館、ポーラ美術館などに収蔵されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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